centos6からubuntu20.04へ引越しました
背景
centos6をvpsで使っていたのですが、2020/11/30でサポート終了とのことで、osを入れ替えようと思いつつ、やっと引越しを完了しました。サポートが切れたまま、ずいぶんほったらかしてしまった。その時のことを備忘で書きます。
osの選択肢
centosを使っていたので、centos8にしようと思っていたのですが、突如、centosプロジェクトが終了となり、centos8も2021/12/31までのサポートとのことで、centosはやめました。ならば、osは何がよいのか?いろいろ調べた中、arch linuxを使ってみようと思い至りました。
arch linuxとは
シンプルでミニマムな設計で、ローリングリリースとのことで、今起きているようなバージョン問題で迷わないで済むこと、余計なものがなさそうというところが気に入りました。 www.archlinux.jp
arch linuxのインストールで詰んだ
で、archlinuxをインストールしようとしたのですが、パッケージインストールのための鍵の更新ができず、詰みました。
鍵の更新に失敗
$ sudo pacman-key --refresh-keys
鍵の更新に失敗する場合は、鍵管理パッケージを更新とあるが、これも失敗
$ sudo pacman -S archlinux-keyring
こんなのを参考に色々やってみたわけですが、、(涙) qiita.com
ubuntuどうでしょう
arch linuxのインストールを頑張るか、やめるか考えていましたら、ubuntuはosアップグレード(メジャーバージョンの更新)ができるというじゃないですか。ubuntuでも、同じosをずっと使えるではないか。ということで、試しにubuntuを入れてみましたら、すんなりできてしまったので、もうこれにしました。vpsで用意されているubuntuは16.04。最新化は1コずつアップグレードするので、18.04にして、20.04にしました。20.04のサポート期限は2025年4月。ちなみに、centosもアップグレードできるらしいが、今まで動いていたものに影響なくできるのかどうなのか怪しいところ。未検証だが、そもそも開発が終わってしまっている。linuxのメジャーバージョンアップって、入れ直さないといけないものかと思っていたよ。
サーバの設定
主に以下の設定をしました。
ssh
ポート番号を変更して、パスワードログインを禁止。鍵認証のみログインできる。
パッケージインストール
apache2でphpを動かしたいので、以下を入れました。結構少なく済んだ印象。よく使うgit、vim、tmuxは最初から使えるようになっていた。
apache2, php, php-fpm, php-mbstring, php-xml, php-sqlite3, zip, unzip, postfix, sasl2bin
apache2
セキュリティが厳しくなりつつある昨今、httpsじゃないとだめみたいなことになってきているので、自己証明書だけどhttpsの設定をしました。chromeでセキュリティ警告が出たら「thisisunsafe」と入力すると見れるようになる。
メール
このページを参考にpostfixの設定をしました。動いたけれど、細かいところはよくわかっていない。 www.server-world.info
所感
結局、arch linuxのインストールはどうすればよかったのか。arch linuxをインストールできなかったのは残念ですが、最新osをキレイな状態でインストールできてよかったです。当面はubuntuを使っていきます。